Love the mountains !!
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Posted by Kei
 
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山行記録 白馬岳 2012.10
■強風!テントポール折れ、心折れ、白馬敗退

【日程】
日程: 2012年10月20日(土) -21(日)
天候: 10/20 快晴(夜強風)
    10/21 避難小屋より上はガス・強風、下界は快晴

【アクセス】
駐車場:猿倉荘前の駐車場(無料)

【ルート】
1日目 猿倉-白馬尻小屋-岩室跡-白馬岳頂上宿舎(テント泊)
2日目 白馬岳頂上宿舎-岩室跡-白馬尻小屋-猿倉

【メモ】
大雪渓:
この時期は雪渓の上を歩くのは100m程度でした。
雪渓に乗るまでは巻き道を歩きますが、急な上にザレていてとても歩きにくいです。
夏場に雪渓の上をザクザク登って行く方が楽しいと思います。

岩室跡付近:
落石注意の看板がとても多いです。
「キケン!休むな!」などの看板多数です。

温泉:
おびなたの湯(500円)
ワイルド露天風呂!洗い場も外です。

【Diary】
PA200001.jpg
猿倉荘前の駐車場です。
夜半に到着したときには1台しか居ませんでしたが、朝起きたら結構増えていました。
日帰り組は出発が早いですね~。

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お手洗をお借りして(有料)、出発の準備完了ー!

他にテン泊装備のパーティが何組かいたけど、この後はもう見かけなかったので、みんな鑓温泉だったんだろうな~。
温泉もいつかは行ってみたいです!

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紅葉真っ盛りの気持ちの良い林道を進みます。
青空に紅葉が映えてなんともいい日だな~と、ご機嫌で進みます

山に入るといつも私ってなんて幸せなんだ!!って思う。

そして数時間経過後・・・。

一番しんどい時間帯になると、なんでまた来ちゃったんだろう・・・?!って思う。

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葉っぱがハートの形に見えて可愛い
美しい四季のある国に暮らしていること、本当に幸せです。

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おつかれさん!という挨拶で白馬尻山荘に到着です。

PA200010.jpg
白馬尻山荘。もう解体して冬支度ですね。

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木道は霜が降りていて滑ります。
気温計は見なかったんですが、もうこの辺りでも氷点下のようですね。

PA200012_20121111141301.jpg
大雪渓末端ケルン。設置は1969年10月だそうです。
もう40年以上もここで登山者を迎えているんですねぇ。
しかし今の時期は雪渓はまだまだ見えません。冬前とあって雪渓はミニマムでしょうか。

PA200014.jpg
雪渓は見えてきましたが、しばらく横の巻き道を進みます。
踏ん張りのきかないザレ場。

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蟻地獄のようにズルズルと・・・ここでだいぶ体力を奪われました。
夏に来て雪渓の上をサクサク登ったほうが楽だよな~って思いました。

PA210041.jpg
いよいよ雪渓に乗ります。アイゼン装着!

ちなみに翌日下っているときに、ツボ足で登って行かれる方を見かけました。
一旦転んで滑り始めたら?!とか、落石が来て瞬時に避けなければならなかったら?!とか考えると、ツボ足は私には恐すぎました・・・。

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何しろ雪渓の上の石が全て落石という事実。コワイです。

慎重に、だけど素早く進みます。

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融雪が進んでいて、クレパスもあちこちにありました。

クレパスってちょっと覗くと、真っ暗なんです。
ココにいきなり大ジャンプ!はやっぱりどう考えても無理です、三歩さん。

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端のほうは崩落しています。

PA200021.jpg
登ってきた雪渓を満足気に見下ろしてみました。
雪渓歩きは結局100m程度でした。

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岩室跡を経て小雪渓へ。
こちらはほとんど雪が残っていません。

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ようやく小屋が見えてきました。青空が眩しい!

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白馬岳頂上宿舎に到着デス!

しんどかった~!!!

PA200029.jpg
裏のテン場へまわると、誰も居ない!
どうやら今日は貸切の模様。

テントを設営してお昼を食べて、ウトウトとお昼寝したりして、まったり過ごしていました。

夕食を食べ終えたのが18時ごろ。
19時頃には空を埋め尽くす満点の星と天の川
熱いコーヒーをすすりながら、夜中に起きて星の写真を撮るよ~なんて・・至っていつも通りの平和な夜でした。

21時頃、次第に強まる風でウトウトから目を覚ます。

0時頃には耳をつんざく轟音とともに大きくしなるテント。

強風に押されたテントが顔の上にまでのしかかってくるので、背中を向けると今度はテントと共に外の冷気が背中にぴったりくっついて寒いのなんの。

ゴゴゴゴゴーーッ!!! というすさまじい轟音。

全く眠れず、時間が流れるのをひたすら待ち、ようやく夜が明けようかという頃・・・、さらに、より一層風がひどくなる!

もうテントがもげそう・・・!!

今までも強風の中で夜明けを待ったことは何度かありましたが、こんなのはとてもじゃないけど初めて。風の音でお互いの声もかきけされて、真横にいるのに叫ばないと聞こえない。
撤収を決めた瞬間、音もなくテントが崩れ始めました。

ポールの折れる音は風の音で分からなかった。
支えを失ったテントを交互に身体で支えながら急いでパッキング!外に出ると身体が吹き飛ばされそうなので、ひたすら低姿勢で。小屋の脇に荷物を移し、強風の中で協力し合ってテントの撤収。

さらに風の弱い小屋の表側に移動し、ようやくホット一息。

そしてどっと疲れが・・・。
長い夜だったよー

白馬岳を見上げればガスの中・・。しかもスゴイ勢いで移動してるので、あちらも相当風が強いのだろう、と。
もう朝ご飯食べたら降りようか・・・、と撤退を決めました。

建物の表側でかろうじて風を避け、冷え切った身体を熱いスープで暖めて、下山開始します。

ってことで白馬岳の写真すらナシです・・・スミマセン。

PA210031.jpg
小雪渓付近。
昨日足元に水が流れてたいたところは全て凍っていてツルツルでした。

稜線から少し身を下ろしてようやくカメラを取り出す余裕も戻りました。

PA210033.jpg
山頂を見上げるとガスの中。
風もスゴイです。

今はとにかく早く降りたい・・・。

PA210036.jpg
岩室跡まで来ました。

昨日はここら辺は無風でしたが、今日は下も風が強いです。

PA210037.jpg
岩室跡から 杓子岳 を見上げます。

ズームインすると、こんなにギッザニア!!

IMG_6987.jpg
杓子岳もいつか登ってみたいです。

PA210040.jpg
ようやく大雪渓まで戻ってきました。

標高を下げるたびに緊張が少しづつ溶けてゆきます。
安心感がじわじわと心に染みわたっていくような不思議な感覚。

PA210043.jpg
向かい側は頻繁にガラガラと音を立てて崩れています。

PA210044.jpg
林道まで戻ってきても、まだ風が強い。

でもここまで降りてきたら心底ホッとして、やっぱり白馬頂上まで行ってくれば良かったかねぇ?なんて思ったりする・・・。

でも白馬はいつかまた行くんだ!
白馬岳から栂海新道歩くのが夢です

駐車場まで戻ってきたら、車がだいぶ増えていました。
今日日帰りで山に入った人も結構多かったようです。

PA210052.jpg
いつも混んでて車が止められなくて、今回初めて利用しました。おびなたの湯!
女性用は貸切でした! 洗い場も外にあるワイルド露天風呂。最高でした。
熱々のお湯に浸かって青空のもと太陽の光を浴びて、幸せをかみしめました。

いやぁ・・今回は本当に大変な夜を過ごしました。
この先の人生まだまだ色々な夜があるだろうけど、昨夜を超える恐怖の夜はそうそうないと思います

本当に・・・お疲れ様でした。

PA230054.jpg
プロモンテVL24です。折れたというかちぎれた感じのポール。ゴムも切れてしまいました。他のポールも曲がってしまいました。

長い間ありがとう

などと愁傷にひたってみたものの、一応さかいやに問い合わせてみたら、修理可能とのこと!
ダンロップさんに修理依頼出してくれるって・・・良かった!

ちなみに今回のテン場は、すり鉢状になっていました。
もし五竜のテン場のようなロケーションだったら・・・、恐くてもっと早い段階でアクションを起こしていたと思います。
それにしても明るくなり始めた頃だったのですぐに撤収出来ましたが、夜中に突風でテントがやられたら、暗闇の中の撤収となり、もっと大変だったと思います。不幸中の幸いでした。

テントポールが折れるなんて今まで考えたこともなかったので、そういうこともあるんだなぁ・・・と。
一体みんなどうしているのか?!
これから色々調べてみようかなと思います。

とにもかくにも。営業小屋の無いテン場に出掛けていく限り色々な想定の覚悟・準備が必要であるということを再認識致しました。


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[白馬岳]  thema:登山 - genre:趣味・実用
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